クイックメニュー
スレタイ検索

【北方領土】 どこが“外交の安倍”なのか 日ロ交渉ギブアップ…プーチンの翻弄に安倍首相“弱気発言” 領土は返ってこない可能性が高い

1擬古牛φ ★
AAS
★日ロ交渉ギブアップ…プーチンの翻弄に安倍首相“弱気発言”

公開日:2019/01/05 06:00

 早くもギブアップか。今月21日に予定されている25回目の日ロ首脳会談を前に、安倍首相が弱音を吐いている。

 安倍首相は先月30日、ラジオ日本の番組に登場。北方領土交渉について、
「今、残念ながら4島には日本の島民が住んでいない。ロシア人しか住んでいない中で、
その帰属を日本に変えることの困難さを(国民に)よく理解していただいているのかなとみている」と弱気な姿勢を見せた。

 年頭所感では<米朝首脳会談、日露平和条約交渉、日中新時代の到来など、大きな転機が訪れる中で、
戦後日本外交の総決算を果断に進めてまいります>と大見えを切っていたが、“弱気発言”の方が本音なのではないか。
筑波大教授の中村逸郎氏(ロシア政治)がこう言う。

「安倍首相はとうとう本音を吐きました。
『領土の帰属を変更しようと言ってきたが、その発言がインチキだということを
日本人の皆さんも知っていたでしょう』と言わんばかりです。
北方領土にはロシア人が約1万8000人住んでおり、
安倍首相は彼らをどうするのかという問題に触れずに世論をあおってきました。
訪ロを前に、領土交渉の進展が期待できず、日本人が北方領土に住んでいないことを言い訳にするつもりでしょう」

 安倍首相が弱気になっているのは、プーチン大統領は北方領土を返還するつもりがないと分かったからだろう。

 プーチンは昨年末、「仮に北方領土を返還した場合、米軍基地が建設されるのではないか」との懸念を表明している。
“米軍基地を置かないことを約束しない限り北方領土は返還しない”ということだ。
条件に応じなければ、領土は返ってこない可能性が高い。

 プーチンからの牽制に対し、安倍首相は1日のテレビ朝日の番組で、「在日米軍は決してロシアに敵対的なものではない」と反論。
「今までもプーチン氏に説明してきた。必ずご理解いただけると思う」と強調した。
要するに、北方領土返還の条件には応じられない、ということである。

「ロシア側の本当の狙いは、日米の軍事協力を破棄させ、代わりに日ロ軍事協定を結ぶことにあります。
しかし、安倍首相にそんなことできるはずがありません。プーチン大統領は安倍首相の弱みにつけ込み、日米関係を揺さぶっているのです」(中村逸郎氏)

 安倍首相は完全にプーチンに足元を見られている。どこが“外交の安倍”なのか。

日刊ゲンダイDIGITAL https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/244797

2019/01/05(土)15:57:17.24(???)

名前

メール

本文