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【米金融政策】FOMC政策維持、利上げに「忍耐強さ」強調:識者はこうみる

3へっぽこ立て子@エリオット ★

AAS

NG

>>2 から続く

●「パンチボウル」再び満杯、極めて緩和的な政策継続

<グッゲンハイム・パートナーズ(米カリフォルニア州サンタモニカ)のグローバル最高投資責任者(CIO)、スコット・ミナード氏>

(電子メールでコメント)米連邦準備理事会(FRB)は今後新たな方針を示すまで金利は据え置かれることを明確に示した。FRBのトーンが「ハト派」にシフトしたことで、金融政策は極めて緩和的に維持される。

金利据え置きが決定されたことで、緩和が一段と継続し、超過が積み上がり続け、金融不安定のリスクが増大するとのわれわれの見方が裏付けられた。

FRBは「パンチボウル」を再び満杯にした。パーティーは継続する。

●ハト派的、第1四半期中の利上げの公算小さい

<ストーン・アンド・マッカーシ・リサーチアソシエーツ(ニューヨーク)の市場ストラテジスト、ジョン・カナバン氏>

全般的に見て、連邦公開市場委員会(FOMC)声明とバランスシートに関する声明は、ハト派的な組み合わせだった。一定のハト派的なスタンスは織り込み済みだったため、これ以上ハト派的になるのは難しい。

バランスシートに関するコメントは、バランスシート縮小の市場に及ぼす影響が予想より大きかったとのFRBの認識表明でもある。FRBは現在、いくらかの調整を行う用意があることを示している。

米経済成長は年内に数回の利上げを実施できるほどになお力強い。ただ第1・四半期中の利上げの公算は小さい。

●市場寄りの姿勢表明

<アルビオン・フィナンシャルグループ(米ユタ州ソルトレークシティ)の最高投資責任者(CIO)、ジェイソン・ウェア氏>

米連邦準備理事会(FRB)が今回の声明から「いくらかのさらなる緩やかな」利上げが適切となるなどの文言を削除したことは、FRBが現在は市場に寄り添う姿勢を示していることを示唆している。つまり、FRBは市場のボラティリティーを注視しており、上向きリスクよりも下向きリスクを注目しているといったことを伝えたかったのではないか。

FRBはこれまでよりも若干「忍耐強く」あり、かつデータに依存する姿勢を示した。こうした見解は市場が待ち望んでいたものだった。

記事ここまで

2019/01/31(木)11:17:28.39(CAP_USER.net)

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