共謀罪(テロ等準備罪)法案が通常国会に提出される予定なので問題点を挙げていく。
2017-01-18
http://www.shigo45.com/entry/2017/01/18/173709 1法案の内容
2017.3.3追記
2 2005年(平成17年)政府提出案
3 与党修正案の可能性
4 問題点(論点)
1 共謀罪新設の必要性(立法事実)はあるのか
1テロ対策の必要性
テロの不安
現行法でテロ対策は不十分なのか
2国際組織犯罪防止条約第5条は立法事実となるのか
共謀罪を新設しないと条約が批准できないのか
諸外国の例
国際組織犯罪防止条約はテロ対策ではない
国民への欺瞞だけでなく国際社会への欺瞞でもある
3結論:立法事実の存在は疑わしい
2 刑法の基本原則や憲法との関係
1刑法の基本原則と憲法
内心を処罰する共謀罪(テロ等準備罪)
危険性のない段階で処罰
要件を加えても問題は解決しない
誰かが準備すれば処罰される可能性
2結論:法体系を揺るがし人権を侵害しかねない
3 現実問題として全ての人に関係が生じそうな捜査の問題