パトカー内の保護男性死亡 警察官の制圧と「因果関係なし」 大阪府警が書類送付 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20190227/k00/00m/040/210000c 大阪市都島区で昨年10月、会社員の男性(33)=大阪府豊中市=がパトカー内で保護された後に死亡した問題で、大阪府警は27日、都島署員2人が男性を押さえつけた制圧行為と死亡との因果関係が認められなかったと発表した。
府警は同日、2人について起訴を求めない意見を付けた書類を大阪地検に送付した。
府警捜査1課によると、昨年10月20日午後10時35分ごろ、都島区の路上で「客が絡んでくる」とタクシー運転手から110番があった。
男性は酔って暴れており、パトカー内で署員2人が男性をうつぶせにして押さえた。その後、男性の容体が急変し、搬送先の病院で死亡が確認された。
司法解剖の結果、死因は肺に血液がたまり、呼吸困難になる肺うっ血で、制圧行為の前から発症していたとみられる。