(画像) AYAさん
そうやって考えると、結婚は家族という「チーム」を組むことなのに、相手となんか方向性が違くても「好きだから」でなんとなく誤魔化してしまうのって、ちょっと危険だと思いませんか?
いしかわ
ああ…ちょっとわかるような気が…
私はこのことに気づいてから、パートナーシップに「恋」は不要と思うようになり、「恋」を捨てちゃいました。
いしかわ
とはいえ、「恋」を捨てろと言われても…。AYAさんはどのようにして「恋」を捨てたんですか?
AYAさん
私はもともと恋愛感情を持っていたんですけど、今お付き合いしている人がアロマンティックで…
いしかわ
アロマンティック…?
AYAさん
「恋愛」に「恋」「愛」「性」という要素があるとしたら、「恋」を持たない人のことです。
「恋」って相手の言動に一喜一憂したり、ドキドキして振り回されたり、そういう感情かなと思うのですが、我々の関係性においては、この「恋」にもとづく要素が初めから、ほぼ皆無に近い。
そんな相手と出会って、私も「恋」について考えるようになりました。
それで交際するときに「好きです」というのではなく、「付き合うこと」を言語化するところから始めました。
「どういう理念のもとに生きているのか」とか、「交際にどんなものを求めているのか」とか、「どんなことを大切にして、やっていきたい人なのか」とか。