リリーへの 伝言
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AAS

NG

  リリーに伝えて。       ・・・・・・・・・・・・2008

 ウエスタン・ユニオンは、サービス業から、金融資本に特化して送金業専門化した。
AT&Tは1914年に株を売却した。結局は、国内の電信企業が、イギリスの通信利権を
奪い取り、独占力を強化した。一方で、AT&Tは連邦政府と折衝の上で、やっと1913
年にキングズベリー協定を結び、「規制下の独占」と言われる事業の独占権を認められ
たのである。しかし、これは、江戸幕府の鎖国による徳川幕政の引き締めと、幕藩体制
の経済疲弊に、西洋技術の取り入れと言う、二律背反の様に、自由主義社会の中に於い
ての共産主義・独裁主義であり専制国家の仕組みをなした。開発暴力と資本主義の秩序
、或いは、国民に開かれた最新技術と、他国に先んじたファースト主義の、虚々実々の
駆け引きが蔓延した。闘いの裁判と妥協の交渉が永遠に行われて行った。しかし、こう
し利権は、て翌年勃発した第一次世界大戦で、RCAと真空管の特許を囲い込むことが
できて、交渉が成立し、巨万の富を産んだのである。キングズベリー協定は、アメリカ
の電気通信産業の興った 今世紀初頭の協定である。協定以来「規制された独占。」、
すなわち、私的企業による独占を認めながらも、政府がそれを規制する。という構図で
、世界の中でも、特異な米国的手法で営まれてきた物だ。この形はほぼ半世紀にわたっ
て、この産業での大きな変化を経験せず「静的」産業として考えられてきた。それは、
中央銀行と同じ様に、商人が築いた独占の権利を逃がさない。とする民間と、国を統一
し強くしたいとする政府官僚や民衆意志の闘いだった。しかし、この闘いも、60年年代
後半より、変化し始め,それ以後電気通信産業は、技術の進展で、ダイナミックな転換
を経験する。そして今もその変化は継続中である。競争原理が働かない所での技術革新
は、悲痛である。NTT技術やNHK料金と同じに、大きな無駄と迷走経営、更に専業
化を捨てた営業乗り入れで、区分けをつけない協業摩擦が生まれる。

2024/04/27(土)15:41:40.06(Q+wgVtnmi)


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