【森友文書改竄】 「森友」と重なる英BBCコメディー「かしこまりました、首相」 風刺コメディーの中で、人は自殺しない とんでも劇場のリアルな怖さ 浜矩子
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2擬古牛φ ★

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NG

>>1の続き

 官房長官いわく、議事録は、起こった出来事を記録するために作成するものではない。議事録は、人々を守るために作成される。
首相が変なことを口走ったら、その発言はメモしない。首相の公式発言と矛盾する口走りが出た場合には、特にしかりだ。
秘書官は首相の家来だから、それが当然の対応だ。会議時の人々の発言は材料だ。その材料を使い、殿様のお気に召す料理を作るのがあんたの仕事だ。

 官房長官さらにいわく、良心とどう付き合うかは政治家の問題だ。役人は職員だ。
職員は、民主主義的に選出された政治家の指示に従う。国民の代表者たちが命じた通りにすることの、どこに問題があるの?

 日本と異なって、英国の内閣官房長官はお役人である。最も位の高いお役人だ。
この頂点に達するため、政治家との攻防のありとあらゆる場面をくぐり抜けてきている。議事録の改ざんくらいの話で、決してうろたえはしない。

 「かしこまりました、首相」はあくまでもフィクションだ。だが、そのリアルさにいつも息をのむ。
ただ、フィクションと現実には、一つの大きな違いがある。いかに辛辣でも、風刺コメディーの中で、人は自殺しない。
だが、現実にはそれが起こる。それが現実の怖さだ。

以上

2018/03/25(日)14:57:56.41(???)


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